2011年 10月 06日

雲台いろいろ

リクエストがあったので、少し紹介を。
デジスコや高倍率コンデジ+テレコンで野鳥などを超望遠撮影する場合、手持ちだと鳥を追うだけで一苦労。だから最低でも一脚+自由雲台、もしくは出来れば中型三脚+油圧式ビデオ雲台は使いたいところ。

詳しくは Kyoei Bird の通販サイトなどでも紹介されているが、一応自分基準でOKの機材を。
自分が好んで使っているのがこのシステム。
■三脚は Velbon Sherpa 645。軽量カーボン素材のものは使わず、ある程度重量のある、安価なアルミ合金製を使う。カーボンだと風にあおられるとすぐに揺れてしまうのだ。
■油圧雲台は Velbon FHD-61Q。より小さいサイズの 51Q, 41Q でもOKだが、やはり大きめのモデルの方が安定感は高い。このシリーズはやや固めのオイルが封入されており、ロックをゆるめてもじわっとゆっくりしか動かない。超望遠の時はこの「じわっ」が丁度良い。画角が極端に狭いので、あまり軽く動きすぎるとかえって目標を見逃しやすい。
■レンズサポートは UN の旧製品だが、一部自作で改造してある。レンズの受け部分を自分の機材用に最適化してある。
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これが Velbon FHD-61Q 。値段も手頃だし使いやすい。
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ロングプレートの Velbon QB F51L 。これはFHD雲台シリーズのオプションだが、超望遠撮影には必須装備だ。テレコンを付けると重心が前寄りになるので、普通に設置するとフロントヘビーでカメラがカックンとお辞儀してしまう。そこでこのロングプレートを使って重心位置をずらしてやるわけだ。レンズサポートと一緒に使うとさらに安定するが、重量が増える。
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より安定性を高めるために使うレンズサポート。これは UN テレホルダー v4。自分が使っているモデルはもう売られていないようだ。
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これは定番の Manfrotto 701HDV。意外に安いので、これも狙い目だ。軽くスムーズに動き、手を離せばピタリと静止する。動きモノを狙うときはこちらの方が良い。
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以上がデジスコなどの比較的軽量な機材用の足回りだ。

自分は一眼+超望遠単焦点も使うので、それ用の足回りセットも別に持っている。当然ながら大型の機材が必要になる。雲台はザハトラーが理想だが、ちょっと値段が高すぎるので、今のところ Manfrotto 503HDV で何とかやっている。三脚は大型の Velbon 830を使っている。カワセミカメラマンに人気なのはジッツォの5型三脚にザハトラー雲台の組み合わせだが、足回りだけで軽く40〜50万円はかかる。1Dがもう一台買えてしまう値段だが、カワセミの飛び込み・水絡みを狙うにはそれくらいの装備が必要。道楽とはいえ、何とも金のかかる趣味だ。
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by vision42 | 2011-10-06 16:40 | 野鳥撮影


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