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2011年 11月 20日

PENTAX A50mm F1.2 (with K-5)

PENTAX 史上最も明るいレンズと言われた A50mm/F1.2 。リファレンス・レンズとして工業用検査機器にも使用されていたらしい。今ではディスコン品だが、京都ヨドバシでは8万オーバーのプライスタグが付けられた A50/1.2 がガラス棚の隅に鎮座している。

自分は昔に中古美品を3万円ほどで入手したので、かなりラッキーだった。昔所有していた A28mm/F2 同様、中古市場で見かけることはほとんどなく、出てもすぐに売れてしまうレア品らしい。まぁ、そんなことはどうでも良い。写りの良いレンズなら何でも大歓迎だ。写真では UN製のメタルフードを装着している。
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フィルム時代のマニュアルレンズとはいえ、デジタルでもかなり使える印象だ。絞り開放ではさすがにシビアで使いこなしが難しいが、2段以上絞ればキリリと引き締まった描写を披露してくれる。
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絞り値ごとの描写の変化。自分の腕時計を被写体に、撮影最短距離(45cm)で撮影。ピントは最短固定で、身体をわずかに前後に動かしてピント位置を文字盤に持って行った。それでも文字盤中央にピントを持って行くのは至難の業で、このサンプルでも微妙にリング部分にずれたりしている。

F1.2 
どこにピントが来ているのか分からないくらい、ピント面は激薄だ。全体にフレアーがかってコントラストも低い。
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F2.0
これくらいから像が安定してくる。各種収差も抑え込まれ、クリアになってくる。リファレンス・レンズの面目躍如だ。
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F2.8
日差しが強くなってきたこともあるが、エッジもコントラストも良好。ブツ撮りは基本これくらいの絞り値からが適正だろう。
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F4
ピントがリングの「20」の位置に行ってしまっている。文字盤が不鮮明なのは自分の失敗。しかし指輪などの小物類なら全体がすっぽり被写界深度に入ってくる。商品のカタログ写真などは F4-5.6 くらいが良いだろう。
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F1.2 ここから3枚は全部ピント合わせ失敗。老眼だけのせいには出来ないなぁ・・・
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F2.8
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F4
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気を取り直してライブビューの拡大機能を使ってシビアに追い込んだ。
F1.2 近景
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F1.2 一歩下がって撮る。まあまあかな。
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F2 これもOK。マクロ撮りでなければ、さほど神経質にならなくても使える印象だ。
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猫のアップ。これも細心の注意を払ってライブビューで撮影。
F1.2 鼻のあたりにピント。全体に柔らかな印象になるので、小動物や子供を撮るには案外良いかもしれない。
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F2 これくらいが安心して撮れるし、絵も破綻しにくい。
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同じ焦点域では最新の DA★55mm/F1.4 SDM も気になるところだ。こちらは F1.4 開放からきちんと解像するらしいから凄い。そのうち入手して撮り比べてみるか・・・
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by vision42 | 2011-11-20 10:28 | レンズ


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