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2011年 06月 26日

PENTAX Q システム 〜レンズ交換型コンデジ

いつかこんなシステムが出来ないかな〜と思っていたら、PENTAX から本当に出た。レンズ交換型の高級コンデジ。価格.com ではすでに話題沸騰状態だ。発売前なのにやれ性能だ、やれ描写性がどうだ等、例によって毀誉褒貶の嵐。だいたいこういう前評判の製品は、K-x のように大ヒットの予感。

コンデジとはいえ、ボディはマグネシウム合金製、撮影設定項目は K-5 からの移植なので、かなり本格的な内容。海外サイトの作例もなかなか良い感じに見える。「所詮コンデジ」との揶揄を吹き飛ばすくらいの描写なら、市場を揺るがす革命的カメラになるかもしれない。現代における Auto 110 の完全復活だ。

大きさは Nikon P300 とほぼ同サイズ。センサーはソニー製の裏面照射 1/2.33 CMOS素子。ソニーはこれと APS-C 規格のセンサーしか作っていないので、必然的にこのコンデジ用センサーを使うことを前提にシステム設計が始まったのではないだろうか。ちなみにKマウントのKは(King of SLR)という意味だから、Qマウントは Queen ということらしい。PENTAX らしい、遊び心のあるネーミングだ。
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素子が小さいことのメリットは、レンズもコンパクトなものが作れることと、撮影倍率が稼げるので望遠に強いということだ。早速デジスコ陣営(BORG)などでは超望遠システム用のアダプターが設計されつつあるらしいから楽しみだ。
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にやけたおじさんは、週間アスキーの宮野編集長。HPから画像をお借りした。このシステムを手にすれば、楽しくて誰でも顔がにやけてきそうだ。(*^_^*)
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フラッシュがポップアップすると、スターウォーズの R2-D2 みたいで何とも愛嬌がある。高い位置になるのでレンズのケラレも防げそうだ。
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by vision42 | 2011-06-26 09:12 | カメラ
2011年 06月 25日

iPad 用 Bluetooth Keyboad 付き保護ケース

世の中、デフレか何か知らんが、モノの値段が異常に安くなっている。出先で iPad を使って長文入力したいので、 iPad をキーボードと一体化させてノートPCみたいに使えるケースがないかな〜と思って検索したら、ずばりあった。これ、かなり怪しげな激安商品だが、ちゃんと使えるのでびっくり。 Bluetooth 接続なので、最初の設定さえしておけばスイッチオンで即座に認識され、使える。これが 3000円ちょいで買えるというのは驚きだ。
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リチウム充電池内蔵で、USB経由で満充電すれば1ヶ月ほど使えるとか。キーボードはシリコンカバー付き。というか、たぶん内部の基盤にバネ式スイッチが乗ってて、それをシリコンカバーの上からペコペコ叩くことで入力できる仕組みになっていると思われる。ブラインドタッチで速く入力すると追従できないみたいで、特に子音が「せっっっかく」みたいに余分に入力されるが、注意してキーを一つずつ確実に押し込むようにすると間違いなく入力できる。
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キーボード部分を裏返せば普通にタブレットとして使える。ただしキーボードが背面に露出するので、汚れた机の上に置くのはNG。でもシリコンカバーがあるので大丈夫かも。
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見た目はレザー仕上げだが、たぶんかなり安物の合成皮革。使い込んだら角がすり切れてきそうだが、値段が値段なので許す。
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欠点は、それなりに重いのと嵩が増えるので、タブレットの手軽さは損なわれることかな。でも入力の快適さがそれを補って余りある程なので、買う価値はあると思う。
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ちなみに Apple 純正 Bluetooth キーボードも使っているが、入力のしやすさでは段違いに純正の方が良い。ただし純正はセパレート式なので、持ち歩くには不便だ。本体とキーボードを一体化でき、ノートPCライクに使える点ではこちらの激安製品に軍配が上がる。
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ま、痛んできたら新しいのを買えばいいやというくらい激安なので、仕事先に持ち出してガンガン使い倒してやろうかと思う。
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by vision42 | 2011-06-25 23:11 | 雑記
2011年 06月 25日

マクロ撮影とか 〜RICOH CX4で

CX4 で身のまわりのものを色々撮ってみた。コンデジの画質もなかなかのものだ。F550 と同レベルの描写だ。とくにマクロは強い。レンズ先端が触れる直前まで寄って撮れる。

撮影に出かけるときはあまりたくさん機材を持ち歩かないのだが、最小限の荷物で最高の描写が欲しいときは、この組み合わせに限る。PENTAX K-5, DA★16-50mmF2.8, DA★60-250mmF4。頼りになる組み合わせだ。
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SDMの故障で一度死んだこのレンズ(DA★16-50)。修理で駆動系を全交換し、その後は全く快調に動いている。
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万能望遠ズームの DA★60-250mmF4。以前使っていた DA★50-135mmF2.8 を下取りに出して入手したものだが、素晴らしいキレ味の望遠ズームレンズだ。
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歴代Kシリーズ最高峰の5。この後新型が出てもたぶん買わない。というか買う必要がないと思う。それくらい完成度の高いボディだ。
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ハクバの「カメラ ざ・ぶとん」という撮影補助グッズ。長尺バージョンのものは先端を折り曲げてレンズを支持することができて便利だ。
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バッテリーグリップは、Canonのごついものと違い、手にすっと馴染む抜群のフィット感。
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K-5 の背面。表示は常時消灯しておくこともできるが、表示しっぱなしでも1〜2分ほどすると自動で消灯する。
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縦に構えると表示も縦に変わる。他社カメラではあまり見られない特徴かも。
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何だかんだと色々マクロ撮影。
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近所の紫陽花もついでに撮ってみた。
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R36 のボンネットに青空が映り込んでいたので・・・
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ルーもついでに。
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by vision42 | 2011-06-25 18:00 | 雑記
2011年 06月 17日

PENTAX Optio RZ10 ~驚異的 C/P のローエンド機

発表当初から気になっていた機種だが、先に i-10 の方を入手してしまったので、同クラス・同メーカーのカメラを買うのもどうかと思い、二の足を踏んでいた。モデルチェンジのサイクルが早いデジカメ業界にあって、かなり長期間にわたって製造され、密かに売れ続けているロングセラー機でもある RZ10。ネットで 8,800円のプライスタグが付いているのを発見し、興味半分で購入してみた。何とも無駄な買い物だが、気になり出すと確かめずにはおられない性分なのだ。
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少しいじって分かったことは、Optio i-10 よりも画質が良いこと、操作性がシンプルで使いやすいこと、デザインが機能的でホールドしやすく大きさもちょうど良いこと、そしてマクロから超望遠まで画像のキレが良いことである。ただしそれは ISO200 までの低感度での撮影に限ってのことであり、ISO400 以上の高感度域ではノイズが多めに出るし解像感も低下する。しかしそのノイズに独特の味があり、銀塩のような粒子感が面白い。却ってこれを表現として活かせそうなのだ。
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古い Apple の iPod 用ポーチがジャストサイズだった。
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実売 1 万円以下のローエンド機であるが、侮れないダークホースだ。操作はシンプルだがカスタマイズ性が高く、グリーンボタンとの組み合わせで様々なファンクションが追加出来て、必要な時に一発で呼び出せる。本格的なハイライト補正やシャドウ補正まで隠しメニューとして存在しているのには恐れ入った。ある程度使いこなせる人にしかそのメニューに辿り着けないようになっているので、機械の苦手な初心者にストレスを与えないようになっている。なかなか気が利いている。

ネオ・クラシカルなデザインの i-10 とは対象的で、機能美の極致のような合理的かつポップなデザイン。ホワイトモデルをチョイスしたので、ラバーグリップの黒との対比が美しい。一見トイカメラ風だが、よく見ると実に練りこまれたグッドデザインだ。筐体はプラスチック丸出しで安物っぽいが、却ってそれがモダンで楽しい。とにかくいい加減な所が全くない。かつての欧州で極限までのコストダウンを至上命題として誕生した大衆車である、フィアット・パンダやモーリス・ミニのように、厳しい制約の中で鍛え上げられた自動車の機能美に通じるものを、この RZ10 のデザインの内に感じるのである。
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描写は驚くほど良い。海外のReviewサイトでも話題になっていたが、この RZ10 の性能は、こと低感度域に限ればハイエンドコンパクトと比べても遜色のないものである。フルオートモードである AutoPict で撮影しても、たいていのシチュエーションで不満が出ない。P モードにすれば露出補正やホワイトバランスなどのパラメーターを自由に設定出来るし、それなりに設定を追い込むことが可能だ。他のシーンモードも十分実用的だ。

RZ10 の作例。デフォルトでは色乗りはやや派手目。
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暗部に若干ノイズが乗るが、なかなかの好バランスで写ってくれるのだ。
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ワイド端とテレ端の比較。解像度は素晴らしく良い。
ワイド端(28mm) 空に露出が引っ張られて全体にアンダーになった。しかしシャドウ補正がかかった状態なので暗部の階調が保たれている。
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テレ端(280mm) 「う〜む」と思わずうなってしまうほどの高精細。廉価ズーム機でここまで写れば文句がない。
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ISO6400で撮ったものにデジタルフィルター加工をおこなった。粒子感が面白い。というか、ISO6400まで対応しているのが驚き。
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色抽出(デジタルフィルター)
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フィルターの重ねがけで凝った仕上げにすることも出来る。
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いやいや、これは楽しい。Optio i-10とはまた違った遊び方が出来そうだ。
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by vision42 | 2011-06-17 23:06 | カメラ
2011年 06月 13日

JPEG 画質が優秀な S95

手持ちの PowerShot G11は画質が良いので気に入っているのだが、コンデジとしては大きめなので、同等の性能でより筐体のコンパクトな S95 を追加した。F2.0 の明るいレンズ、高感度タイプの大型 CCD 搭載で RAW 撮りも出来るということなので、今回は JPEG+RAW で試写して描写を比較してみた。

Canon 機は一眼・コンデジに拘わらず紫系(とくに濃い紫)の発色があまりよろしくない。JPEG で充分納得のいく仕上がりをみせる PENTAX や RICOH に比べ、 Canon は 5DII でさえ RAW 撮りに依存せざるを得ないシーンがある。それが Canon 機の癖というか欠点なのだが、それ以外の描写はかなり優秀なカメラだ。S95 は基本 JPEG で撮影し、必要なときだけ RAW にするのが良い。JPEG 撮って出しでレタッチ不要の画質にするため、自分は S95 の MyColor 設定を、

コントラスト (-1), シャープネス (+1), 色の濃さ (-1), 赤 (0), 緑 (-1), 青 (+1), 肌色 (+1)

にしている。この設定にすると RAW の色味に近くなるので後の調整が楽だ。初期設定のままだと鮮やかでメリハリのある、素人好みの「綺麗な写真」になるのだが、自分はそれが気にくわない。肉眼で見た印象、記憶色に近づけたい。

とりあえず白トビ(背景の建物)の激しいこの写真を RAW 現像後の画像と JPEG 画像とで比較してみたい。


大阪の法善寺横丁。左が RAW 、右が JPEG 。どちらもハイライト補正を最大限(100%)かけたら、背景の空の中に消失していたビルの輪郭が再現された。驚いたのが JPEG でもハイライト部のデータが残っていたことだ。補正で階調成分が随分救い出せる。
 

水掛不動尊。これも左が RAW 、右が JPEG 。注目すべきは献花の色彩。JPEG では紫がみすぼらしい色になっている。赤系も弱い。RAW では生き生きした色彩だ。 JPEG は MyColor で彩度を下げている影響もあるが、それを差し引いても色再現性が弱い。ここは素直に RAW 撮りでいこう。
 

室内での描写。左が RAW 、右が JPEG 。色味に若干の違いがあるが JPEG でも OK だ。時計の文字盤が白飛びしていたので現像時に補正をかけた。RAW・JPEGともに階調をある程度取り戻すことが出来た。
 

ハウスグッズのショップにて。左 RAW 、右 JPEG 。引きの構図では差はない。クローズアップすると差が分かる。緑のボウル表面への照明の映り込み部分、RAW の方が若干情報量が多い。厳密に比較するとそうなのだが、通常は JPEG で良いだろう。その他にも比較画像を何点か挙げておく。
 

 

ショーケース内の展示物。左 RAW 、右 JPEG 。どちらもハイライト補正量を最大にした。画面右下のハイライト部に差が生じている。RAW ではグラスの輪郭が残っているが、 JPEG では飛んでしまっている。しかし写真全体として見れば微々たる差異なので、白トビはほとんど無視できるレベル。
 

JPEG のみの作例色々。JPEG単体で見る限りは充分な画質だ。
色飽和しやすいショッキングピンクと朱色。ここまで階調性が保たれているとは立派。
 

 

猫が二匹、呑気に昼寝。
 

昔懐かしい駄菓子屋。毒々しい色がポップアートみたいに見える。
 

ま、こんなもんでいいでしょ。JPEGメインで使いましょ♪
 

結論として、S95 は JPEG メインで充分使える優秀な画像処理エンジンを有しているといえる。明るいレンズと大型 CCD のポテンシャルは、このエンジン (DIGIC IV) のもとで最大限に活かされている。

とはいえ Canon 共通の欠点である、紫系統色(特にアヤメの花びらのような濃い紫色)の再現性の悪さ(RAWでさえ不十分)は依然として課題である。将来 DIGIC V / VI あたりで改善されてくると良いのだが、当面はこの弱点をよく理解したうえで、効果的に RAW 撮りを適用していく必要があるだろう。
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by vision42 | 2011-06-13 09:39 | カメラ
2011年 06月 13日

K-x で MINI を撮る

K-x に DA35mmF2.4 を付けて街中を歩いていたらチョロQみたいな車が並んでいた。
Old MINI 元オーナーとしては大いに五感が刺激されるが、ここは冷静に写真を撮るだけ。

K-x も小さなボディに楽しい機能が詰まっているところは、MINI と通じるところがある。内蔵のデジタルフィルターで遊んでみた。撮った後でも画像を弄れるところが良い。
 

 

 



 

 

 
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by vision42 | 2011-06-13 09:12 | カメラ
2011年 06月 11日

PowerShot S95 カスタマイズ

純正本革ケースに収められた S95 。このケースはあまり注目されていないが、なかなか良い製品だと思う。見た目が地味。これが一番重要。撮影するときに相手を構えさせず、ケースから取り出してさっと自然に撮影できる。
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余計なものは一切入らず、カメラボディにぴったりフィットする。本体保護目的だけならこれで充分だろう。レンズバリアの出っ張りを覆うための凹みがフタの裏側に付いているのも技ありだ。
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本革製の両吊りストラップがケースに付属しているが、これを付けてカメラをぶら下げると、ボディがなんだか貧弱に見えるので、滑り止めを兼ねて厚めの牛革を巻いてみた。もちろん DIY での工作。材料は古くなった革手帳をばらしたものなので、費用は0円。貼り付けは両面テープだ。飽きたら剥がせるというのも良い。
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以前 D-LUX4 用に切り抜いて放置してあった端切れが何と測ったかのようにぴったり S95 にフィットする。下方にステレオマイクの穴が2カ所あるので、そこだけポンチで小さく穴を開け、音声が拾えるようにしてある。
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見た目のアクセントにもなるだけでなく、グリップ性も向上、もちろん本体の傷防止にもなる。
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ちょっとカスタマイズしただけで、愛着が増すような気がする。
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by vision42 | 2011-06-11 20:03 | カメラ
2011年 06月 11日

往くカメラ来るカメラ、そして残るカメラ

一眼用レンズは資産価値があるので手許に残すものが多く、いったん揃うとさほど動きはないのだが、カメラ本体は一眼・コンデジを含めしょっちゅう買い替えている。二束三文になる前に下取り交換に出して新しいのを入手するわけだ。

そういうなかでも手許に置いておきたくなる「お気に入りカメラ」が出てくるので、売らずにずっと使い続ける。つい先日まで稼働状態にあったオリンパス CAMEDIA C-2500L(1999年発売)などは、12年間使ったが何のトラブルもなく私の相棒を務めてくれた。これも 5DII との入れ替えでとうとう旅立っていったが、良いカメラだった。発売当初は15〜6万円のプライスタグが付いていたので、コンデジにしてはかなりの高級機でもあった。
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レンズ交換こそ出来ないが、ミラーボックスと光学ファインダーを内蔵するれっきとした一眼レフカメラであり、250万画素の2/3サイズ原色プログレッシブCCD、F2.8大口径ズームレンズ搭載という、1999年当時ではかなりハイスペックを誇るカメラだった。画素数こそ現在の携帯カメラにすら及ばないが、写りはハッと目が覚めるような美しいもので、明らかに他のカメラと一線を画していた。12年間も手許に置いてあったのは、このカメラの描写を超えるデジカメがなかなか現れなかったからでもある。
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このオリンパス SP-570UZ(2008年発売)も、今後も長期間手許に置いておくことになりそうだ。サイズは K-x よりも一回り小さく、一眼ぽい形だが、あくまでも高倍率コンデジ。ホットシュー装備、リモートレリーズ対応、フルマニュアル操作可能、レンズ鏡筒部の電子式ヘリコイドを回すことで一眼ライクなズーム操作が出来るという、かなりマニアックなカメラであった。当時のオリンパスにおけるフラグシップ・コンデジだった。
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ところがコンセプトがマニアックすぎて市場には受け入れられず、ほとんど売れなかったようだ。発売時は7万円台だったものが末期では3万円を切る叩き売り状態だった。SDカード仕様ではなく、今や淘汰されてしまった xDピクチャーカードしか使えないというのもネックだった。最大の特徴であった電子ダイヤルによるズーム操作がとろすぎて不評だったのも響いた。この点は後にファームウェア更新で改善されたのだが、後の祭。売れない→価格の暴落の連鎖。おかげで私は底値で入手することが出来た。手許に xDカードの在庫もいくらかあるので、使用上とくに困ることもない。

20倍ズームで色んなものを撮影した。毎秒7コマの高速連写が出来るのも特徴だった。ズームをテレ端まで伸ばすとかなり間の抜けた格好になってしまう。
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こうしてみるとなかなか男前のカメラである。
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一眼のようにサブ電子ダイヤルも装備している。
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私はこんなカスタマイズを施して使っていた。古い SONY CyberShot 用のレンズフードキットをアウトレットで入手。このアダプターリングの径がカメラ側のネジ径とぴったり合う。
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装着状態。何の違和感もなくバッチリ合う。レンズ鏡胴のクリアランスもOK。
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SONY のマークはご愛敬。
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ズームをテレ端まで伸ばしてもフードがかかっているので恰好が良い。ワイド端ではわずかにケラレが生じるので、フードの一部を DIY で削って調整した。
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クランプラーの4ミリオンダラー(旧型)。ほとんどこのカメラ専用バッグと化している。
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収納しても余裕がある。隙間にテレコンを収納しておける。
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SP-570UZ による撮影サンプル。なかなか渋い感じに写るのだ。
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マクロ撮影。
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レンズ前1cmまで近づくことの出来るスーパーマクロ。
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設計の古いカメラなのでさすがに高感度はノイズが乗るが、ISO800までは何とか使える。低感度での描写は現行機種に劣らず美しい描写。青空が綺麗に写る「オリンパスブルー」は、ここでも健在。電源は単3電池×4。生産終了後も半永久的に電池の供給に悩むこともない。
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by vision42 | 2011-06-11 13:02 | カメラ
2011年 06月 07日

LX5 の実力

好評だった Panasonic LUMIX LX3 / Leica D-LUX4 の後継機である LX5 (D-LUX5)。明るいレンズと大型 CCD 、高性能な画像処理エンジン搭載で一眼に匹敵する描写を見せてくれる。高感度描写性能は LX3/D-LUX4 からあまり進歩しておらず、相変わらずノイジーだが、レンズの明るさのおかげで室内でも低感度で撮れるので事実上問題はない。

居酒屋の店内に貼ってあったレトロなポスター。
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道端のツツジ。赤やピンク系の色飽和もない。
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紫色の再現性も高い。
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オートで撮ると緑がややくどい描写になるので、Pモードで色仕上げはカスタム設定で、シャープネスを +1、彩度・コントラストをともに -1 に調整してある。それでも葉の色が鮮やかすぎる。テレマクロの描写自体は良好だ。
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風景もなかなかいける。緑がややわざとらしい。
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夕刻に撮影。ISO Auto の上限は400に設定した。800以上はノイジーで使いにくい。
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小物をマクロ撮影。こういう描写はかなりのレベル。一眼とほとんど変わらない。
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花のマクロ撮影。黄色の階調性も保たれている。
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Dレンジの広さは特筆もの。何も修正しなくても、肉眼に近い描写になる。
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そろそろ紫陽花の季節だ。そのうち三室戸寺に出かけて満開の紫陽花を撮影しに行きたいものだ。
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by vision42 | 2011-06-07 21:58 | カメラ
2011年 06月 06日

PENTAX K-r 通常描写

値段のこなれた旧機種の K-x と大人気の K-5 の間に挟まれて、今ひとつ人気が上がらない不遇の機種、K-r。かつて不遇の名機と言われた K200D と同じ運命を辿るであろうか。ま、そんなことはメーカーが悩んでくれたらよいことで、手許には PENTAX エントリー機種の K-x, K-r 両方がある。もちろんメインの K-5 も健在だ。

K-r の良いのは、旧 K-x のネガを全てつぶしたうえ、さらに連写機能と高感度耐性を向上させてきたことだろう。もちろん低感度の描写も申し分ない。K-x のときには不自然さを感じた緑の描写も、K-r では良好なバランスとなった。とりあえずぶらぶら散歩しながら撮ったスナップの通常描写を。いい加減な撮り方をしても絵が破綻することがないし、手ぶれ補正も強力だ。ISO3200が常用できるし、ISO5000くらいまでなら許容範囲内なので、室内での撮影がとても楽だ。
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特筆すべきは JPEG 撮って出しの画像がとても良いことだ。再現の難しい青紫〜菫色の描写がすこぶる良好。赤やピンクも色飽和しにくく原色に忠実。撮っていて気持ちがよい。Canon機では絶対真似が出来ない。5DIIでさえJPEG全滅でRAWに頼ることになる。その点 K-r は RAW の出番がない。JPEGだけで満足してしまう。かつての *istD 時代からの PENTAX のお家芸だ。
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今回使用したレンズは Sigma17-70 と Sigma8-16 のコンビ。お手頃な値段でシャープな写りを求めている人にはお勧めのレンズだ。
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by vision42 | 2011-06-06 08:40 | カメラ